そけいヘルニアセンター

そけいヘルニアセンター

そけいヘルニアならおまかせを！

外科・消化器外科 部長　平山　亮一

鼠径（そけい）ヘルニアは、米国では年間80万人が治療され、専門の外科医がいるほど一般的な病気です。日本は15万人と推定され、実は虫垂炎（盲腸）や胆石の手術より多く行われています。当院でも治療を受けられる患者さんが多いことから、鼠径ヘルニアの診断から治療に特化した「そけいヘルニアセンター」を2023年9月にオープン致しました。

鼠径ヘルニアの手術方法は多く存在し、様々な病院やクリニックで様々な手術治療が行われておりますが、指導医レベル（エキスパート）で手術できる外科医は少ないのが現状です。当院には私も含め、指導医レベルのヘルニア専門医が3名在籍するようになりました。

「そけいヘルニアセンター」では、一人ひとりに合った治療、オーダーメイドの治療を目指して、安全に治療を行うよう心掛けております。もし疑わしい症状や鼠径部の膨らみがある方は、お気軽にご相談頂ければと思います。

【左から佐々木・宮島・平山医師】

そけいヘルニアセンターの特徴

【確かな腹腔鏡手術】

～指導者レベルのヘルニア専門医が3名在籍～

日本内視鏡外科学会 技術認定という制度があります。この認定は「後輩医師にヘルニア手術の指導ができる。それくらいの技術力がある。」と認められた医師にのみ付与されます。当院には技術認定医が3名おりますが、3名以上在籍する病院は、神奈川県内では当院のみ・全国でも3か所ほどです。（2025年5月現在）

ヘルニアの手術には必ず技術認定医が参加いたしますので、確かな技術のもと治療を受けて頂けます。

女性の専門医に対応して欲しい・・・

女性の患者さんより「女性の医師に診てもらいたい」というご要望をいただくことがあります。
当院では、**技術認定医の宮島綾子医師（女性医師）**が診察を担当いたしますので、ご希望の方はご予約時にお気軽にお申し付けください。

【豊富な実績】

～年間240件以上の手術実績～

2024年度、当院では240件以上の手術を実施するなど、着実に実績を積み上げて参りました。

豊富な手術実績をもとに、患者さんにとって体への負担が少なく、効果の高い手術方法で治療を行っています。

「どこに出しても恥ずかしくない治療方針・手術手技・治療結果」をモットーに診療しておりますので、安心してお任せ下さい。

 【他に持病をお持ちでも安心】

～総合病院のため他科の先生と連携し安全に手術～

鼠径ヘルニアは日々の生活を不便するだけではなく、時に生命を脅かす疾患です。

心疾患（不整脈、狭心症、心筋梗塞、心筋症、慢性心不全など）、脳疾患（脳梗塞や脳出血の治療後、てんかんなど）、呼吸器疾患（喘息、肺気腫、間質性肺炎など）、糖尿病など、他の持病をお持ちであったり、年齢が高齢すぎるなどを理由に、他の病院で手術をお断りされる場合があります（特に日帰り手術専門病院など）が、当院では他科の先生と連携し、なるべく安全に手術を行えるよう心掛け、平穏な日常生活を取り戻せるようお手伝いしております。

日帰り手術も可能です
～安心のサポート体制～

当院では日帰り・1泊2日のヘルニア手術にも対応しております。

病院で日帰り手術を受ける最大の利点は「安心のサポート体制」だと考えています。

当院ではヘルニアの技術認定医3名が、チームとなって患者様をサポートいたします。また、各種設備もございますので手術前後のあらゆる事態にワンストップで対応できることも利点です。

お仕事やご家庭の都合で日帰り手術をご希望の際は、お気軽にご相談下さい。

※日帰り手術の場合、翌日の外来を受診して頂く必要があります。

※症状によってはご希望に添いかねることがございます。

治療スケジュール

1回の受診で手術日の決定まで可能です。

（既往歴がある方は、後日他科の診察が必要な場合があります）

手術については日帰りに対応しております。入院が必要な高齢者の方でも、3泊程度の入院がほとんどで、退院の時期は身体の調子に合わせて、早めたりすることも可能です。

外来診療日

そけいヘルニア技術認定医の外来日は下記の通りです。
※こちらの時間帯以外にも消化器科外科医はおります。お急ぎの場合は他の医師にて対応致しますのでご相談下さい。

よくあるご質問