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休診日
日曜日・祝日・12月30日~1月3日
当院は横浜市緑区に位置し、「横浜市二次救急拠点病院B指定」になっており、緑区のみならず旭区、瀬谷区、青葉区、大和市、町田市、相模原市、川崎市など広域の患者様の脳神経外科疾患の診療に精力的に取り組んでいます。
診療は、救急医療のみならず、近隣の病院や開業医の先生方からの紹介患者さんも積極的に受け入れ、適切な診断治療を行わせて頂いています。
診療に関しては、皆様が満足できるような高いレベルの内容を提供できるよう、当センターでは標準的な治療ができることを前提に、更に、治療のできない脳神経外科疾患は無いというところを目標に、脳神経センター職員全員が日々研鑽に励んでいます。
当院では、神経膠腫(グリオーマ)、髄膜腫、聴神経腫瘍などの脳腫瘍の治療にも力を入れております。脳腫瘍の治療では特殊な診断機器、手術支援機器が必須となりますが、当院では大学病院並みの治療機器(ニューロナビゲーション・5-ALA蛍光顕微鏡・神経モニタリング装置・神経内視鏡など)を横浜市北部地域の一般総合病院としては唯一導入しております。
また、脳腫瘍専門外来も開設し、脳腫瘍治療では第一人者の高橋 弘先生(日本医科大学 連携教授/当院非常勤医師)と常勤医の小菊が責任を持って治療にあたっております。
「大学病院と同レベルの治療をより敷居低く」がモットーです。
当院での脳腫瘍治療に関するお問い合わせは<こちら>(メールでのお問合せに小菊が対応いたします)
脳腫瘍の具体的な内容を簡単にまとめております。→「病気の話(脳腫瘍編)」をご覧ください。
当院では、くも膜下出血の原因である未破裂脳動脈瘤や脳動静脈奇形、脳梗塞の原因となる頸動脈狭窄症に対しては開頭手術と脳血管内治療のそれぞれのメリット/リスクを天秤にかけ、安全性を最優先に患者様と十分に相談しながら治療方針を決定しています。
脳血管内治療(いわゆるカテーテル治療)に関しては、日本でもトップクラスの脳血管内治療件数を誇る東京慈恵会医科大学 脳血管内治療センター 准教授の石橋敏寛先生に御執刀いただき、大学病院と同等の精度でカテーテル手術を行っております。
当院のカテーテル治療に使用する血管内治療機器は2014年に新たに脳血管内治療センターを増設し最新のカテーテル診断治療機器を導入しております。
石橋准教授には当院にて毎週火曜日に血管内治療専門外来をご担当いただいております。
緊急性がある治療の相談は常勤脳外科医師の外来にて拝見いたします。
カテーテル治療に関するセカンドオピニオンも承っております。
他院で脳動脈瘤や血管奇形、頸動脈狭窄症などを指摘された方は画像と紹介状をお持ちになり、地域連携室045-984-6216または、病院代表電話045-984-2400までご連絡ください。
〈当院の脳血管治療センター〉
「脳卒中・脳血管障害」、「頭部外傷」は脳神経外科医全員が適切に対応しています。
手術に際しては、各種バイパス手術や頭蓋底手術も可能な体制で適切な診療を心がけています。また、他院で治療困難といわれた脳血管疾患の方も積極的に受け入れています。
「脳腫瘍チーム」が総力をあげて患者さまとご家族の満足の得られる治療を提供しています。良性腫瘍のみならず、悪性腫瘍に対しても当センターは豊富な経験があり、適切に対応させて頂いています。
当院では主に下記疾患について扱っております。
・脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)
・てんかん、けいれん発作
・脳腫瘍
・頭部外傷
・顔面けいれん
・三叉神経痛(堪え難い顔面の痛み)
脳血流の状態、小さな脳動脈瘤、頸動脈や脳血管の狭窄の程度がわかります。また、脳の血流検査も行えます。
拡散強調画像(Diffusion Weighted Image、DWI)では脳梗塞の病巣を早期に発見できます。当院での脳梗塞急性期の診断は、夜間・休日も含め基本的にMRIで行っており、t-PA静注療法も適切に行えます。
・トラクトグラフィー
手足を動かす運動神経などが脳内のどこを通過しているかをみることができます。主に脳腫瘍の術前検査として行っており、合併症の無い脳腫瘍摘出術に心がけています。
・MRS(MRスペクトロスコピー)
細胞や組織の物質代謝などをみることで、脳腫瘍、脳膿瘍、脳虚血、変性疾患の診断に有効です。
手術の進行状況や、脳腫瘍と正常脳との位置関係を画面に映し、より安全な手術を支援する最新システムです。
脳腫瘍を超音波で粉砕し吸引除去する装置で、ニューロナビゲーションシステムと連動させることで脳腫瘍の摘出を安全確実に行えます。
脳腫瘍などの術中診断に有用です。
通常の顕微鏡手術の他に、以下の薬剤を用いた手術にも対応しています。
・ICG(インドシアニングリーン)
脳血管の手術(脳動脈瘤クリッピング、バイパス手術)の際に、血流のある脳血管を白く光らせる注射薬で、重要な脳血管を閉塞させないため、またバイパス血管の血液の流れを確認するために使用します。
・5-ALA(5-アミノレブリン酸)
特に悪性の脳腫瘍の細胞や組織を赤く光らせる薬剤で、脳腫瘍の摘出手術の際に使用します。この薬剤を用いることで、脳腫瘍の摘出率が飛躍的に向上し、その後の経過も比較的良好になっています。
シーメンス社製の最新の脳血管撮影装置を設置しています。通常の脳血管撮影の他に、脳血管内治療(頸動脈ステント留置術、脳動脈瘤コイル塞栓術)も可能です。
各種脳神経(運動神経、顔面神経、聴神経など)の活動を手術中に持続的に検査し、術後の合併症を最小限にするために用います。
脳神経外科医師を中心に、当センター職員全員が心がけていることです。まず第一に、標準的な診療レベルを維持しながらも、更にそれ以上の診療を提供できるように日々努力しています。
また、脳神経疾患になられた患者さまには、満足して頂ける診断や治療を提供できる事はもちろんですが、落ち着いて入院生活ができることもとても大切なことですので、そのような環境作りを心がけています。スタッフは皆明るく、仕事熱心、勉強熱心で、一人一人が皆様に信頼される大人の医療人となる事を目標に日々努力しており、その上で全員でチーム医療に取り組んでいます。
更に、他院で治療困難といわれた疾患に対しても、チーム全員が力を合わせて診療に取り組んでおり、その成果も出ています。
◎患者さま、および近隣の医療機関の先生方は、脳神経外科疾患でお困りの際には、一度当センター医師にご相談頂けましたら適切に対応させて頂きますので、宜しくお願い申し上げます。
2019年より当院は、一般社団法人 日本脳卒中学会より「一次脳卒中センターコア」(PSCコア:Primary Stroke Center)として認定されております。
引き続き、急性期病院として地域の医療に貢献して参ります。変わらぬご支援をお願い申し上げます。
認定期間:2022年4月1日~2023年3月31日
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | ||
---|---|---|---|---|
脳血管疾患手術 | 136 | 188 | 149 | |
開頭手術 | 29 | 36 | 27 | |
脳動脈瘤ネッククリッピング術 | 24 | 34 | 25 | |
脳動静脈奇形摘出術 | 5 | 2 | 2 | |
血管内手術 | 100 | 124 | 104 | |
経皮的脳血栓回収術 | 53 | 50 | 52 | |
経皮的脳血管形成術 | 3 | 28 | 10 | |
脳動脈瘤コイル塞栓術 | 22 | 18 | 13 | |
内ステント併用 | 7 | 8 | 6 | |
頭蓋内動脈形成術 | 3 | 2 | ||
経皮的頸動脈ステント留置術 | 18 | 22 | 23 | |
脳動静脈奇形・硬膜動静脈瘤塞栓術 | 3 | 3 | 4 | |
鎖骨下動脈拡張術 | 1 | |||
その他手術 | 7 | 28 | 18 | |
植込型心電図記録計移植術 | 5 | 15 | 4 | |
体外ペースメーキング術 | 2 | 13 | 14 | |
腫瘍系疾患手術 | 29 | 17 | 26 | |
脳腫瘍摘出術 | 24 | 13 | 20 | |
頭蓋骨腫瘍摘出術 | 1 | |||
脳血管塞栓術 | 4 | 4 | 6 | |
頭部外傷手術 | 105 | 126 | 103 | |
脳内血腫除去術 | 開頭 | 21 | 26 | 20 |
内視鏡下 | 11 | 6 | 7 | |
硬膜下血腫除去術 | 7 | 8 | 2 | |
硬膜下血腫穿孔洗浄術 | 55 | 71 | 65 | |
硬膜外血腫除去術 | 1 | 1 | ||
脳室ドレナージ術 | 10 | 14 | 9 | |
その他の手術 | 59 | 52 | 54 | |
水頭症手術 | シャント | 22 | 15 | 22 |
脳室穿破 | 1 | 1 | 2 | |
微小血管減圧術 | 1 | 4 | ||
減圧開頭術 | 12 | 10 | 12 | |
頭蓋骨形成術 | 13 | 12 | 10 | |
脳膿瘍排膿術 | 3 | 2 | ||
硬膜外膿瘍排膿術 | 1 | |||
脊髄ドレナージ術 | 7 | 9 | 6 | |
総計 | 329 | 383 | 332 |
岸 博久
きし ひろひさ
役職 | 脳神経センター長 脳神経外科部長 |
---|---|
資格 |
日本脳神経外科学会専門医 |
メッセージ | 2015年1月16日より常勤医として勤務しています。小中学校は、中山小、中学校を卒業しました。東京慈恵会医科大学卒業後は、同大学にて脳神経外科領域を一通り学ばせていただきました。地元の病院で地域のニーズに合った医療を誠心誠意行っていきたいと思っています。これからは、予防医学の時代です。こんなことで脳神経外科へ受診してもいいのかな??と迷っている方もお気軽にご来院ください。きっと、安心満足して帰っていただけると確信しています。大学の教訓である『病気を診ずして病人を診よ』を心に刻み、日々の診療をさせていただきます。宜しくお願いいたします。 |
小菊 実
こぎく みのる
役職 | 部長 |
---|---|
資格 |
日本脳神経外科学会専門医 |
所属学会 |
日本脳腫瘍の外科学会 |
メッセージ |
脳卒中を含め脳神経外科手術全般を担当いたしますが、専門は脳腫瘍治療です。当院非常勤医師で日本医科大学教授の高橋弘先生とともに、最新の脳腫瘍治療を心がけています。脳神経外科の疾患は脳卒中(くも膜下出血・脳出血・脳梗塞)、頭部外傷、脳腫瘍、てんかん、頭痛など多岐にわたります。患者さん一人一人を自分の家族のつもりで、少しでもお元気になられることをお手伝いしたいと思います。 当院脳神経外科は24時間脳外科医が院内に常駐する体制となりましたので、より重篤な疾患、緊急手術にも対応し、少しでも地域医療に貢献できればと思っております。さらには一般救急病院とちょっと趣が異なる点は、神経膠腫(グリオーマ)などの悪性脳腫瘍にも対応すべく、特殊なMRIや脳腫瘍に特化した手術支援機器も取り揃え、大学病院と同等の手術をより身近に、安全に提供すべく日々努力をしております。ご本人のみならずご家族様の脳腫瘍について、ちょっと話だけでも聞きたいなど、お気軽にご相談ください。 |
野田 昌幸
のだ まさゆき
役職 | 部長 |
---|---|
資格 |
日本脳神経外科学会専門医 |
メッセージ | 2016年4月より脳神経外科に勤務することになりました。過去には主に脳血管障害、脳腫瘍を中心に診療して参りました。主に開頭手術をした患者さんの診療を行っていましたが、ここ4年間は脳血管内治療の診療に従事する機会も増え、脳血管内治療の専門医を取得いたしました。血管内治療と開頭手術にはそれぞれの利点や欠点がありますので、患者さんにとって有益な治療法を提供・選択していただけるよう、今後も地域医療に貢献していきたいと考えています。 よろしくお願いいたします。 |
阿部 克智
あべ かつとし
役職 | 医長 |
---|---|
資格 |
身体障害者福祉法指定医(肢体不自由) |
メッセージ | 2018年1月より脳神経外科に勤務させていただく事となりました阿部 克智と申します。横浜市出身で、北里大学卒業後は相模原市内・横浜市内の病院で脳卒中や外傷を主に経験を積んで参りました。 脳卒中も外傷も、予想もしない時に突然やって来ます。普段から注意していれば予防出来る事も沢山あります。もし発症(受傷)してしまっても、手術や内服治療、リハビリ等で回復する事も多くありますので、ご相談頂けると幸いです。どうぞよろしくお願いします。 |
榎本 弘幸
えのもと ひろゆき
資格 |
日本脳神経外科学会専門医 |
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メッセージ | 2022年10月から脳神経外科に勤務させていただくことになりました榎本 弘幸と申します。脳神経外科の病気を一通り診療させていただきます。分かりやすく丁寧な説明を心がけております。まだまだ至らない部分もあるかと思いますが、患者様の期待に応え、信頼される医師になれるよう、日々精進致しますので、どうぞ宜しくお願い致します。 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 |
岸博久 |
岸博久 |
担当医 |
野田昌幸
|
阿部克智 |
第1・3小菊実
|
小菊実
|
日医大 |
- |
廣津竜也 |
小菊実
|
||
- |
石橋敏寛*
★10:30~11:30 オピニオン外来 |
- |
- |
- |
||
午後 |
野田昌幸
|
岸博久 |
担当医 |
廣津竜也 |
榎本弘幸 |
|
小菊実
|
担当医 |
第1・3・5 鈴木龍太● |
岸博久 |
担当医 |
* 脳外 石橋医師セカンドオピニオン外来希望の方は地域連携室へお問い合わせ下さい。
●医師が指示した患者様のみ予約可