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消化器センター

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消化器センターのご紹介

当院では消化器内科医と外科医が一つの診療科として消化器センターを開設し、総合的に消化器疾患の検査、診断、治療にあたっております。従来からの消化器内科や外科といった垣根を取り払うことにより、消化器疾患の患者様に対して迅速かつ適確に最善の治療を行うように取り組んでおります。

出血に対する止血術、早期癌に対する粘膜剥離術、ポリープ切除術といった内視鏡治療や、開腹手術はもちろんのこと各種腹腔鏡手術(ヘルニア、虫垂炎、胆のう結石症、大腸がん、胃がんなど)の外科手術、痔疾患に対する肛門手術から、癌の化学療法・緩和治療まで幅広く診療を行っております。また、在宅や施設での栄養管理のために胃瘻造設、中心静脈ポート造設も行っております。

消化器センター長あいさつ

齊藤 修治(消化器センター長・外科部長)

平成23年7月「消化器センター」を開設いたしました。当センターでは今までの内科と外科の垣根を取り払い、消化器内科医と消化器外科医が協力し合い、外来クラーク・看護師・病棟看護師、内視鏡センタースタッフ、手術室スタッフ、臨床工学士等とチームを組み、より専門性の高い消化器疾患全般の診断治療を行っていきたいと考えております。当センターの総力を結集して地域の皆様のお役に立ちたいと考えております。ご指導ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。

消化器センター 各領域疾患に対する理念と方針

消化管領域

  • 上部消化管疾患
    年間約8,700件の上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)を行っており、逆流性食道炎、食道潰瘍、胃・十二指腸潰瘍、ヘリコバクター陽性胃炎など良性疾患および胃がんなどの悪性疾患の検診・診断・治療を行っています。胃内視鏡検査では患者様の苦痛を和らげるための鎮静薬も積極的に使用しており、患者様のご好評を得ております。

    胃がんの治療:患者様の全身状態とがんの進行度に応じて最良と思われる治療を行います。当センターには複数の日本消化器内視鏡学会 指導医・専門医がおり、早期胃がんに対してはESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)やEMR(内視鏡的粘膜切除術)といった内視鏡的切除、腹腔鏡下の胃部分切除や胃全摘術、開腹の定型手術などガイドラインに準拠した手術を基本とし、患者様と相談し治療方針を決定しております。また高度進行胃がんに対しては、外科手術だけでなく全身化学療法(抗がん剤治療)を含めた集学的治療も積極的に行っております。

  • 下部消化管疾患
    年間約2,500件の大腸内視鏡検査も行っており、大腸(結腸および直腸)、肛門に関わる全ての疾患を扱っております。大腸がん、大腸ポリープといった腫瘍性病変だけでなく、潰瘍性大腸炎、クローン病、大腸憩室症、虚血性腸炎などの内科疾患から、痔核、痔ろう、直腸脱といった肛門外科疾患、腸閉塞や腸ねん転などの救急疾患とその対象疾患は多岐に及んでおります。また大腸がん検診も積極的に行っており、少しでも内服量を減らした術前下剤の採用や、積極的に鎮痛・鎮静薬を使用することより苦痛少なく検査を受けることも可能です。検診で便潜血反応陽性を指摘されたり、下血や便通異常がある患者様はご遠慮なくご相談下さい。

    大腸がんの治療:大腸がん領域では、がんの根治性と安全性を損なわずに合併症を軽減し患者様の苦痛を減らす腹腔鏡下手術が広く行われるようになってきました。当センターには腹腔鏡下大腸がん手術のスペシャリスト(日本内視鏡外科学会 技術認定医)がおり、外科的手術では結腸がん・直腸がんとも進行がんも含め積極的に腹腔鏡下手術を行っております。また、直腸がんにおいては、極力肛門を温存する治療法、人工肛門を回避する治療法を勧めております。大腸ステント治療の経験豊富な医師がいるため、大腸がんによる腸閉塞症状のある患者さんに対しては積極的に大腸ステント治療を行い、極力緊急手術による人工肛門造設も回避するようにしております。高度進行大腸がんや再発大腸がんに対しては、ガイドラインやエビデンス(証拠)に基づいた全身化学療法(抗がん剤治療)も専門的に行い、患者さんを中心に外科医と消化器内科医が協調して治療にあたっております。

胆・膵領域

  • 診断
    体外式エコー・CT・MRCP以外にも、今後は超音波内視鏡による画像診断、超音波内視鏡下生検による組織診断を取り入れることで診断精度を高め、必要に応じた医療を円滑に提供していきたいと考えております。

  • 治療
    閉塞性黄疸症例に対しては、良悪性の鑑別を迅速に行い、良性疾患であればなるべく少ない内視鏡処置回数で終了させるように努めていきたいと考えております。悪性疾患については切除・非切除病変かを迅速に判断した上で、ドレナージを行い、患者様の負担軽減に努めます。切除可能病変と判断した際には外科と連携をとり、万一、当院での治療が困難な場合は対応可能病院への迅速な転院手配を行ない、患者様の不利益にならないように努めていきたいと思います。さらに非切除病変であった場合には、内視鏡的に閉塞部の内瘻化を行なった上で、化学療法に移行し、患者様・ご家族の生活の質を損なわずに治療を進めていきたいと考えております。
    膵炎症例についてはガイドラインに則った適切な治療の下、疾患背景に腫瘍性疾患や自己免疫疾患が無いかどうかを適切に鑑別していきたいと考えております。

肝疾患領域

B型慢性肝炎に対する経口抗ウイルス療法はもちろん、C型慢性肝炎については、初回インターフェロン療法の導入を始めとして、初回治療失敗症例につきましても積極的にインターフェロン療法の再導入を行なっていきたいと考えております。また、非ウイルス性肝炎についての診断についても肝生検を含めた、より精度の高い診断を行なっていきたいと考えております。さらに肝硬変症例に対しての栄養管理や非代償性肝硬変への進行予防、非代償性肝硬変の肝細胞がん・静脈瘤・腹水を始めとした合併症管理にも対応していきたいと考えております。

終末期医療

各種悪性腫瘍や肝疾患の末期まで病態が進行してしまった患者様につきましても、患者様には責任を持って良質の緩和医療を提供させて頂きます。もちろん当院が治療に携わらせて頂きました患者様はいつでもご連絡ください。身体的にも精神的にも出来るだけ苦痛を和らげ、安らかな最後を迎えていただけますよう、力を入れていきたいと考えております。当センターの目指す終末期医療としては、なるべく在宅で、患者様に最後の時間を安心して過ごせるようサポートをしたいと考えております。そのために癌性疼痛の制御はもちろん、経口摂取不能となってしまった患者様に在宅IVHを検討するなどの普及も視野に入れております。自宅での療養が困難な状況の場合は、当院もしくは関連病院である鶴巻温泉病院・緩和病棟、他院・緩和病棟とも連携をとり、終末期に不安を抱くことが無いような医療を提供していきたいと考えております。

消化器センター 常勤担当医紹介

消化器外科

医師名専門・資格
部長
消化器センター長
齊藤 修治
専門:
消化器外科(特に大腸外科手術・内視鏡外科手術)
資格:
日本外科学会専門医・指導医
日本消化器外科学会専門医・指導医、消化器がん外科治療認定医
日本大腸肛門病学会専門医・指導医、評議員
日本内視鏡外科学会技術認定医、評議員
日本臨床外科学会評議員
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医、学術評議員
日本消化器内視鏡学会関東支部評議員
日本消化器病学会専門医・指導医
日本がん治療認定医機構暫定教育医、がん治療認定医
緩和ケア研修会 修了
米国内視鏡外科学会 会員
Best Doctors in Japan 2012-2013 に選出
Best Doctors in Japan 2014-2015 に選出
Best Doctors in Japan 2016-2017 に選出
副部長
大塚 亮
専門:
消化器外科・一般外科
資格:
日本外科学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
緩和ケア研修会 修了
副部長
平山 亮一
専門:
消化器外科・一般外科
資格:
日本外科学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
インフェクションコントロールドクター(ICD)
Total Nutritional Therapy (TNT) 研修修了
三浦 康誠
専門:
消化器外科・一般外科
資格:
日本外科学会専門医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
緩和ケア研修会 修了
がんのリハビリテーション研修会 修了
佐々木 一憲
専門:
消化器外科・一般外科
資格:
日本外科学会専門医
日本消化器外科学会専門医、消化器がん外科治療認定医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
Total Nutritional Therapy (TNT) 研修修了
緩和ケア研修会 修了
宮島 綾子
専門:
消化器外科・一般外科

消化器内科

医師名専門・資格
副部長
桑本 信綱
専門:
消化器内科一般
資格:
日本内科学会認定医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本肝臓学会専門医
日本ヘリコバクターピロリ学会ピロリ菌感染症認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
片岡 涼子
専門:
一般内科・消化器内科
資格:
日本外科学会専門医
日本消化器病学会専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
進藤 幸人
専門:
消化器内科一般
資格:
日本内科学会認定医

診療のご案内

  • 診察日は外来担当医表でご確認ください。
  • 診療に関するお問い合わせは、下記までお電話ください。
  • TEL:045-984-2400(代)