文字の大きさ
標準
拡大
背景色
白
黄
青
黒

サイトマップ

2014年11月26日

末梢動脈疾患(2)

横浜新緑総合病院 内科部長  佐々木 俊雄

検査と治療

 下肢動脈疾患が疑われた場合、ABI検査が行われます。ABI検査はAnkle Brachial pressure Indexの略で、足首で測定した血圧と上腕で測定した血圧の比をとった値です。足首で測定した血圧は上腕で測定した血圧よりやや高い値になるため、正常の血管ではABI検査の値は1以上となります。そのほか、超音波やMR検査で下肢の動脈の血流を評価したり、造影剤を使ったCT検査、カテーテルを使った血管造影検査などを行い病気の診断をすすめて行きます。

 治療には薬物治療やカテーテル治療のほか、血管バイパス術などの外科治療があります。最近では「フットケア外来(足外来)」と呼ばれる足の病気を中心に診療している施設もありますので、病気の状態に応じては運動療法、温熱療法、血管新生治療などについての相談が受けられるようになっています。