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グリオーマ手術において、5-ALA蛍光をより強くできる機器を導入

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2015年04月04日

グリオーマ手術において、5-ALA(アミノレブリン酸)を手術前に内服していただくことで、術中腫瘍を赤く光らせることができます(別項5-ALA参照)。当院の手術用顕微鏡は脳腫瘍に対して他の機器と比べると標準装備でも約2倍の強さで光らせることが可能ですが、さらに新たな機器を導入してよりコントラストを上げることができるようになりました。すでに15例以上の症例に使用しております。顕微鏡の光源とは別に、LEDを用いてより強い405nmの光線を当てることで通常の顕微鏡の約3倍の強さで5-ALAにより赤く光らせることができます。最大のメリットは腫瘍の取り残しが少ないこと、さらには、手術時間の短縮も可能となっております。

グリオーマ              ①            ②           ③

①通常の顕微鏡光源  ②当院顕微鏡光源のみ  ③当院顕微鏡光源+LED光源(現在の仕様)

あきらかに、③が明るく赤く蛍光を発していることが分かります。さらには、背景も明るくなり思わぬ血管損傷リスクも軽減できます。

また、グリオーマ以外にも悪性髄膜腫でも有用でした。

                  ①                 ②

①通常の当院顕微鏡光源のみ  ②当院顕微鏡光源+LED光源(現在の仕様)

明らかに②の蛍光が強いことが分かります。髄膜腫(特に悪性ほど)は取り残すと再発率が高くなりますので、この腫瘍でも有用と考えています。