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脳腫瘍の一般的なお話

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2015年04月01日

当院では、脳腫瘍に関しては良性・悪性問わず診断、治療を行っており、脳腫瘍診断に特化した特殊なMRIや大学病院レベルの手術機械を揃えております。また術後の化学療法も積極的に行っております。
脳腫瘍は手術のみ行って終了ではなく、その後、長期間の治療/フォローアップが必要な疾患であり、定期的な外来通院も必要です。できれば同じ医師が患者様と信頼関係を保つことが大切だと考えております。さらには経過中お具合に急な変化が生じることもあり、24時間365日脳神経外科医師が常駐している救急病院(当院は横浜市二次救急拠点病院に指定されています)であることも脳腫瘍患者様に対する責任の一つであると考えます。当院は田園都市線と横浜線が利用できるため横浜市・大和市・町田市・相模原市(いずれも当院への救急車搬送がある地域です)の患者様には通いやすい病院です。脳腫瘍専門外来も併設し地域の皆様に安心して脳腫瘍の治療を受けていただける施設であることを心がけております。

横浜新緑総合病院 脳神経センター 部長 小菊 実

まず、脳腫瘍の一般的なお話をいたしましょう。

脳腫瘍とは頭の骨(頭蓋骨)の内側に生じる「できもの」(腫瘍)のことです。頭で最初から生じた原発性脳腫瘍と、脳以外に発生した癌が転移してきた転移性脳腫瘍とに分けられます。原発性脳腫瘍は、脳そのものから発生する腫瘍(脳実質内腫瘍)と、脳を包む膜や脳神経、下垂体などから発生し脳を圧迫するように発育する腫瘍(脳実質外腫瘍)とにさらに大きく分けられています。原発性脳腫瘍の発生は人口10万人当たり年間10-12人の頻度と言われています。脳腫瘍は子供からお年寄りまでさまざまな年代に生じます。原発性脳腫瘍も体のほかの部分の腫瘍と同じように、良性、悪性腫瘍に分かれます。
文字で羅列しても分かりづらいかと思いますので、簡単にフローチャートにして分類しましょう。

脳腫瘍|原発性脳腫瘍|転移性脳腫瘍(肺癌、乳癌、大腸癌、頭頚部癌、膀胱癌、子宮癌が代表的)|脳実質内腫瘍 |脳実質外腫瘍