7/21(金)に医療相談室と入退院支援室合同で地域との連携の会を開催いたしました。
ZOOM開催とし、外部からケアマネジャー・管理栄養士(合計19名)にご参加いただきました。院内からはMSW(メディカルソーシャルワーカー)、看護師が参加し、総勢40名近くが集まる連携会となりました。
今回のテーマはACPと意思決定支援です。
ACP(Advance Care Planning)とは、前もって、自身が人生の最終段階にどのような医療やケアを望むのか、ご本人が参加して、ご家族や近親者及び医療・ケアチームと話し合いを重ね共有することをいいます。また、自分の意思を表明できなくなった時に代わりに伝えてくれる人を自分で決める場でもあります。(ご本人が参加できない場合はACPとは言いません)
今回は、ご本人の意思を確認していくための、また確認できない場合には本人の推定意思を探るための「材料集め」について取り上げ、ディスカッションを行いました。この会の中ではその“材料”を、人となり・人生観・価値観などを推定できるようなエピソードと捉えて「言葉のかけら」と表現しました。
どのような場面でご本人から「言葉のかけら」を聞くことができたか、本人家族関係者と「言葉のかけら」どのように共有しているか、など実例を交えて活発な意見交換が出来ました。
また管理栄養士より在宅でできる高齢者の栄養管理についての講義もさせて頂き、とても有意義な会となりました。