
横浜新緑総合病院 院長 長島 梧郎
2026年4月より、鈴木龍太前院長の後を受け、院長に就任いたしました長島梧郎でございます。 私は、東京医科歯科大学(現在の東京科学大学)の出身で、脳神経外科医を志して東京医科歯科大学および関連施設での勤務を経て、当院が開院した4年後の1995年に、昭和大学藤が丘病院に赴任しました。前病院長の鈴木龍太三喜会理事長の後輩というご縁もあり、この大役を仰せつかりました。1970年、田園都市線が鷺沼から長津田に延伸された4年後に緑区(現在の青葉区)に転居して以降、50年以上この地域に住んでいます。 社会保障費が国政選挙でも大きなテーマの一つにあげられる中、新しい地域医療構想が走り始めています。国民が安心して生活できるよう、おおよそ20万人の居住圏に一つの急性期医療機関を設置していくことになります。緑区には、基幹病院としての急性期病院は当院だけになります。長くこの地に暮らして来た一人として、この地域で求められている医療は誰よりも熟知しているつもりです。 一方で、自分が育ってきた時代は、まだまだ医療機関によって提供できる医療に差がありました。難しい医療は大学の関連施設で、それ以外の医療機関では比較的難易度の低い診療が行われてきました。時代は大きく変わり、以前は困難と言われていた治療も難易度がさがり、急性期医療をしっかり展開している医療機関であればどこに行っても同等の治療が受けられる時代になりました。大学病院は高度先進医療に軸足を置き、地域の医療を守るのは基幹病院としての急性期医療機関が担う時代になりました。これからの時代、医療機関は診療の質だけでなく、医療安全や臨床倫理、患者サービスなど、医療全体としての質の向上が求められています。2015年から日本医療機能評価機構のサーベイヤーとして全国の大学病院の審査を担当してきた目を生かし、この地域に住まわれている方が必ず満足していただける医療機関を目指して行きますので、是非、ご期待いただければと思います。 蛇足ですが、大学時代はボート部に所属し、全日本軽量級優勝、ユニバーシアード代表、全日本大学選手権総合優勝などの戦績を上げ、現在は東京医科歯科大学(現 東京科学大学医歯学系)漕艇部OB会「茗水会」会長として、合併した東京工業大学端艇部(現 東京科学大学理工学系)OB会「蔵前倶楽部」とタッグを組んで、日本のボート界のレベルアップに取り組んでいます。ボートに造詣の深い方がいらっしゃいましたら、是非、お声かけください。